スタンフォード式 疲れない体を読んでの感想

疲労は軽視されることが多い。

風邪や骨折で学校や会社を休めても疲労では簡単に休めない。

だからこそ学んで実践することにより最高の状態で活動したい。

 

 

1.IAP呼吸法

2.疲労のリセット仕方

3.感想

 

1.IAP(腹腔内圧)呼吸法

 

IAP呼吸法とは息を吸うときも吐くときもお腹の中の圧力を高めてお腹周りを堅くする呼吸法。

人体の構造上お腹を膨らませると疲れにくい。

腹圧呼吸と腹式呼吸はちがう。

息を吐くときにおなかを膨らますのが腹圧呼吸

息を吐くときにおなかをへこますの腹式呼吸

コツは肩を上げずにお腹は膨らませたまま呼吸して横隔膜を下げるイメージ。

 

2.疲労のリセットの仕方

 

動かない1日が疲れを助長する。

軽く体を動かしたほうが血液の流れが促進され、疲労回復物質の滞留を防ぐことができる。

下記に示す運動前後のリセットにより体のズレを防止。

 

①ビフォーリセット→②(走る、泳ぐなど)軽い運動20分→③アフターリセット

会社帰りで時間がない場合は①③+IAP呼吸でOK

 

本書P125

ビフォーリセット

①前スキップ10回+その場スキップ10回

②重心ジャンピング

(イメージで床に10mぐらいのラインを引く、両足を揃えてラインを中心にジャンプ。両足で飛んで両足で着地を右、左と10回)

③ヒールアップランニング

ゆっくりと、左右の足が交互に10回づつお尻につくように走る。

本書ではイラストでわかり易く解説してあります。

 

本書127

アフターリセット

①ハムストリングリセット

床に寝ころんで両足を5秒かけて上げて、上げたまま5秒キープ、

5秒かけて下す(地面につかなくてもOK)。を10回

本書では片足ずつ壁の角につけるやり方を推奨だが両足でも代用可としていた。

 

②ファー・リセット

右ひざを床につけ左ひざは90度に曲げる。左手は左ひざの外側にあて右腕は高く上げる。左ひざを開こうとしつつ、左手で左ひざを内側(右側)に押し返す。このとき、右腕は、左斜め上の方向に伸ばす。できるだけ遠く(ファー)を目指すイメージ

 

座り疲れに効くメゾット

つま先やかかとを上げたり下げたりする。他2つあるが割愛。

 

3.

感想

食事や睡眠についてもわかりすく書かれている。

少しでも実践してパフォーマンスをあげたい。

腰痛からヘルニアで入院したり、今でも頭痛がたまにあります。

日本では病気にならない限りきちんと見てくれないしリハビリは保険が効かない整体や接骨院と高額なお金が継続的にかかります。

しかもまた悪くなれば更に出費。

実際にアメリカのスタンフォード大学で勉強なんて時間、お金、学力的にも無理です。

2000円もしない実用書を買うことは高い買い物ではないと思います

色々実践して休日でも仕事のパフォーマンス下げないよう軽い運動や睡眠、食事に気をつけたい。


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