娘のトリセツ 著者 黒川 伊保子さん 感想

私は3人兄弟の真ん中で小さいころから女性を知りません。

今12歳になる娘がいます。

娘との向き合い方を勉強したくて本書を購入しました。

 

注意するのではなく悲しみを伝える。

 

思春期の女子は父親を嫌う傾向がある。

注意すると逆上するので悲しみを伝えよう。

例えば『〇〇やったら悲しいなー』みたいな感じ

 

 

お父さんが臭いは後継者の証

 

娘が思春期の時期、お父さんは本当に臭い。

お父さん自身に問題はない。

生殖能力の関連した症状の一つ。

嗅覚は遺伝子センサーでもある。

動物は、異性の体臭から免疫に関わる遺伝子情報を感知し、子をなすのにふさわしい相手かどうか判断している。

生殖ホルモンが過剰に分泌している思春期にはこのセンサーが一時期とても高くなる。

その弊害で父親が臭く感じられるのだ。

なぜ思春期の娘は父親を嫌うのかというと女性は自分とは違う遺伝子に惹かれる。

違う点が多いほど惹かれる。

父親と娘は血がつながっているから遺伝子が似ているので嫌うとのこと。

型の違う遺伝子の男女がつがえば子孫のバリエーションが増える。

例えば寒さに強い遺伝子と暑さの強い遺伝子が交われば暑さや寒さに強い子孫が残せるということ。

だから遺伝子が似ている父親を臭く感じる。

ただ臭いと言われないか自分の子ではないのでは?と感じることはない。

そうゆう時もある。

 

母親の出番

 

父親の平気で暴言を吐いたら外でも同じことをしてしまう。

すると困るのは娘自身。周りに敵を作ってしまう。

父親がうまく伝えられないなら母親からお父さん悲しむよと伝えてもらおう。

 

母親(妻)を優先しよう。

娘の過剰な自我から卒業するために娘より妻を優先しよう。

娘をずっとかわいい、第一にするとちょっとしたことで過剰反応してしまう。

娘を直接しかるより妻を優先することで自分や周りを客観的に見えるような大人にできる。

私の家は息子が娘とよく喧嘩しているので娘がいつも1番ではなさそうだが。

妻を大事にすることで将来、娘が妻になった時に夫を大事にするようになる。

 

娘を無条件に愛する。

 

いい成績や資格試験をとったから誉めるのではなくいつも愛するようにする。

評価すると親や他人の評価を気にして生きていくようになります。

無条件で嬉しそうに。生まれてきてありがとう。

実行は難しいがボチボチがんばります。

 

私が娘にしていること。

 

娘が好物な料理を作る。(白菜とひき肉の中華煮)

娘と同じピアノの先生に習っているが口出ししない。

珍しいおやつを買い家族でシェア。(なにこれ?で会話が増える。)

 

最後に

 

全て正しいわけではなく色んな知識を取り入れて明日からの娘との付き合い方を楽しみます。


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